野球でインパクトの強いものと言えば、ホームランではないでしょうか。メジャーリーグには、ホームランを打てるようなパワーを持った選手が集まっています。しかし、日本の野球選手は、誰もが派手なホームランを打てるわけではありません。そこでパワーのない日本の選手が、活躍するために行ったのが技術の向上です。ヒットを量産しやすいようにバットコントロールを上げるという練習や、ランナーを進塁させるために、献身的な送りバントを行う練習を徹底しています。盗塁を増やしているのも、パワーよりも技術で勝負しようという日本プロ野球の考え方が、反映されている部分でしょう。
投手視点でも同じようなことが言えます。メジャーリーグでは150キロを超えるストレートを投げる投手が多く、パワーで押し込んでいくプレイスタイルが目立ちます。しかし、日本の選手はパワーで押し込んでいくプレイスタイルよりも、コントロールで勝負するプレイスタイルの選手が多い傾向にあります。プロ野球ではストレートに自信のない人が、変化球を磨くというケースもあります。変化球を磨くことによって、投球に緩急をつけられるようになります。この行動によって速くないストレートも、スピードが上がっているように見せることができるでしょう。
このパワーよりも技術を磨くという努力で、プロ野球選手は世界大会でも海外チームを相手に観戦してるファンを魅了するプレーができるようになっています。
観戦をさらに楽しくさせるプロ野球のブックメーカーが流行
今、スタジアム観戦やテレビ観戦をさらに楽しくブックメーカー 野球が流行っています。
昔はブックメーカーの事をあまり知らない野球ファンが多かったのですが、インターネットの日本語専用サイトの増加とともに、野球ファンの中でも知られるようになりました。メジャーリーグのファンの中で流行っているのも、ブックメーカーが流行した理由でしょう。
ブックメーカーとは簡単に言ってしまえば、プロ野球やメジャーリーグの試合で勝敗を予想する賭けです。希望する金額を勝つ思うチームに賭けるだけです。 当たれば、オッズの数字によって、掛け金が増えて戻ってきます。
ただ観ているだけでも面白いのですが、ブックメーカーに賭けるとさらに面白くなります。当たり前ですが、お金をかけているので、試合に対する集中力もアップします。
野球のデータに詳しい方にはブックメーカーは特におすすめします。詳しければ予想がより有利になるからです。
単純な勝敗予想の他にも、ペナントレース優勝予想や日本シリーズの優勝予想、オールスターゲームではセ・リーグか、それともパ・リーグのどちらが勝利するか等、ブックメーカーのメニューはたくさんあります。
プロ野球 練習時間が長い理由
メジャーリーグに移籍した日本人選手が、まず最初に感じるのはキャンプでの練習時間の短さです。日本のプロ野球の練習時間はどうして長いのでしょうか。
メジャーリーグのコーチは、ノックの際に飛び込まなければ捕れないような打球を浴びせることの無意味さを理解しています。それに対しプロ野球では、キャンプで打球に飛び込む練習をするのは、ファンサービスになりしっかりやっていることのアピールになると捉えているのです。
しかし、このような練習で守備が上達することはないのです。打球に飛び込む習慣をつけてしまうと、次第に打球を目で追うようになります。プロ野球の内野手には打球を目で追う選手が少なくありませんが、こういう選手は、目で「捕れない」と判断してしまうと、体が動かなくなってしまうのです。だからこそ、本当に守備の上達を目指すなら正しい姿勢から打球に対処すべきですし、ノッカーは選手がしっかりと構えてから打つことで「打球は足で追うもの」だと理解させる必要があるのです。ノックを体力強化と考えるコーチもいますが、それなら走り込みをするほうが効果があります。
プロ野球ではこのような形だけの練習というかファンを楽しませるための練習が多いため、練習時間が長くなってしまうのです。